家づくりの不安

多くの人にとって、家を建てると言うことは人生において何度もあることではなく、知らないことだらけです。
次に何があるのか、そして自分たちは何をすればいいのか・・・わからないことだらけ。

特にお金のことは、わからないと不安になりますよね。

だからこそ、気軽に質問できる営業さんや、説明が上手な営業さんと出会えるといいのですが、どんな営業さんとあたっても、１つ２つの不満はでると思います。

大きな買い物だから、施主側は神経質になっているし、ハウスメーカー側は慣れていることだから、こちらの悩みはたいしたことないように感じることもあるでしょう。

と前置きが長くなってしまいましたが、基本的に平和主義の私がはじめて打ち合わせで怒った話を書きます。

質問のメール

工事が進んでくるにしたがって、何かとお金がかかってきます。
現金で買うのはちょっときついので、これ、住宅ローンに組み込めないかな・・・と思うようなものも出てきて、営業さんに相談してみることにしました。

他にも質問があったので、電話よりメールの方が、ちゃんと伝わると思いメールをしました。

• 住宅ローンに組み込めるものと組み込めないものの相談
• 組み込めない場合、何か案はあるか
• 吹き抜けに標準でつくと聞いていた照明がついていないかった件
• 外構の話がまったく出ていなかったので、いつごろからはじめるのか
• また、桧家リフォーミングさん以外の外構会社に依頼した場合のお金や工事についての疑問点
• 解体費用が、いつのまにか増えていた件

これらについてメールをしました。

メール送信後

メール送信後　1.2日目　　待ち

質問事項もたくさんありますし、営業さんのおやすみがいつかわからなかったので、そんなにすぐ返事は来ないだろうなと思っていましたので、普通に待っていました。

電話すれば早いのでしょうが、メールの方が言いたいことを伝えやすいし、また桧家さんは「言った言わない」が多いので、メールで記録に残った方がいいなと思いましたし。

メール送信後　3日目　現場監督さんから連絡

現場監督さんから電話があり、「営業より確認があったのですが、やっぱり吹き抜けの照明はついていません」と言われました。

他の件については、もうすぐ営業さんから連絡が来るはずと思い待っていました。

メール送信後　5日目　再メール

忘れているかもしれないと思って、「もしかしたら届いていない可能性もありますので、再送します」とメールを再送しました。（届いてない訳ないけど、そこは大人なので・・・）

メール送信後　6・7日目　まだ連絡なし

週末まで待って連絡がなかったら、電話しようと思いながら待っていました。
我ながら、気が長すぎる気がしますが・・・

メール送信後　8日目　キレる

メールを読んでいるはずなのに、1週間以上も連絡がないことについて、ついにキレました。
連絡がないことで、今までの不満がすべて爆発してしまったのだと思います。

不機嫌な電話

キレた状態で話をしても、感情的になるだけだと思い、ここは夫に電話をしてもらいました。

すると
「住宅ローンには組み込めません。外構は、早い人は打ち合わせはじめてるけど、イメージわきにくいので、もうちょっと後のがいいですね。」
というだけの返事でした。

いやいや、聞いてることもっとあるし、それだけの答えだったらもっと早く返せるよね？

夫の電話は早々に終わりましたが、その後すぐに営業さんから私の携帯に連絡があり「連絡遅れてごめんなさい。昨日電話したんですけど・・・」

いやいや、電話きてないから！

直接謝りたくて、電話しましたとおっしゃっていましたが、私は普通に話すことができず、明らかに不機嫌な態度をとってしまいました。

今までトラブルがあったこともありましたけど、私が怒ることもなかったし、楽しく打ち合わせを進めてきました。ここにきて、はじめてのすれ違いです。

すれ違いまだまだ続く

営業さんと連絡がついたものの、聞きたかったことには答えてもらっていないので、一度打ち合わせをお願いしたいと思い電話をしました。

が、接客中ということで折り返しを待っていましたが、その日はかかってこず（こちらからはもう二度電話しました）、ようやく翌日になって連絡がつきました。

営業さんに打合せの件をお願いすると「今から行きます！」と焦っています。

でも、夜も遅い時間で子供もいるので、翌日に打ち合わせをお願いしました。

大人げある打ち合わせ

営業さんに会う前は、とにかく不機嫌で、文句をまくしたてたい気分でした。

しかしそこは大人の夫が「普通に話そうよ。」と言ってくれたので、「確かに、大人げなく怒っても得はないよな～」と思い、冷静に話そうと思うことができました。

営業さんも、緊張した面持ちでやってきて・・・連絡が遅れたことの謝罪をまずしてくださいました。
風邪でパソコンがなかなか開けなかったことや、忘れていたわけではないのだけれど、連絡をするタイミングを失ってしまったことなど、言い訳もありましたが、素直に謝ってくださいました。

こちらからは、「もう少し連絡をまめにして欲しいのと、素人なのでわからないことが多いため、どんなことにも詳細な説明が欲しい」ということを伝えました。

私が過去に桧家さんに対していただいた不満は、大きく分ければ３つ。

• 説明不足なこと
• 言った言わないことが多いこと
• 契約後の連絡がやや適当なこと

です。

例えば、住宅ローンについてこちらは知識がありませんが、何度質問しても、デメリット、金利、月々の支払額などを答えてくれませんでした。
営業さん的には、たいしたことではなかったと思いますが、銀行へ面談にいって初めてわかったことがいっぱいあったんです。
できればそういうことは、営業さんから説明してほしかったです。

また、このブログでも何度か書きましたが、言った言わないの問題が多いんです。
家づくりに携わっている人がたくさんいるから、その間で連絡ミスなどがあるのかもしれませんし、適当なのかもしれませんが・・・

たくさんの不満がありましたが、それをすべてここで言ってもと思い、上記のように伝えました。
もちろんわかってくださって、そのあとは雑談をまじえつつ普通にお話をすることができました。

ちなみに、この日にアクアフォームの色が違った件について話をしたので、営業さんのダメージ大です。。。

この打ち合わせでは、今後のだいたいの流れを説明していただき、わからないこともとりあえずクリアになってきたので良かったです。
ただ、解体費用の謎についてはクリアになっていませんが・・・営業さんも、解体屋さんからこの金額じゃ無理と言われて追加せざるを得なかったようですが、その理由は明らかではありません。

我が家のスタンス

私は担当の営業さんとお話するのは、すごく楽しかったですし、好意も持っています。
それでも、今回はさすがにキレてしまいました。

私は、一円でも安く家を建ててほしいとは思っていないから、自分から無理な値下げを要求したことはないですし（出来る限りお願い！くらいはいいましたけど）、何かあっても、今までうるさいことを言ってこなかったのは、気持ちよくお仕事をしていただきたいからなんです。
連絡はマメにとりつつ、気になることはさりげなくいいつつ、でもめんどくさい客にならないことは、けっこう難しいけれど・・・そういうスタンスで来ました。

もっとうるさい客になればよかった～とは思いたくないですし、あそこは何でも許してくれると思われたら困ります。
そういう気持ちも今回伝えてきました。

私の気持ちを鎮めた営業さんの一言

モヤモヤしていた私の心がなくなったのは、営業さんが契約前にした話をちゃんと覚えていてくれたこと。

営業トークだとは思いますが、「うちと話すのがすごく楽しかったし、生活感のない家を建てたいと聞いたときに、おもしろくて一緒にやりたいなと思って、その気持ちは今でも変わってないんですよ。」と・・・

「住みにくくてもいいから、生活感のない家が欲しい」
これは、家づくり当初から言っていたこと。

他のハウスメーカーの営業さんでは、スルーされたり、鼻で笑われたり、否定されたり・・・
この営業さんだけが、「おもしろいっす！」って共感してくれたんです。

それを覚えていてくれたことが、私の怒りの気持ちを鎮めてくれました。

その後

この打ち合わせの後、すごくレスポンスが早くなりました（笑）
この後、キレるようなことがないことを祈るばかりです。

今日の気づき

キレても得はないけど、言うべきことはちゃんと言わなきゃね。